NEW ~サッカーを通じ地域に一体感を~ ブリオベッカ浦安・市川 谷口代表インタビューアマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)で戦う「ブリオベッカ浦安・市川」。新たなチーム名となってから初のシーズンが開幕したことを受け、谷口和司クラブ代表に話を伺った。 今年から、浦安市に加え市川市もホームタウンとなった。谷口代表は、「2つの市の人口を合わせると約67万人。応援する人が増えれば選手たちも燃える」と期待する。 1月からユニフォームも一新。これまでのブルー1色から、青と水色の2トーンカラーに。濃いブルーは浦安を、水色は市川を表している。 サッカーを通じて成長し、楽しい時間を地域の子どもたちを育成することから始まったクラブチームらしく、クラブのパーパス(存在意義)として「サッカーでともに成長し、まちを楽しくする」と掲げている。谷口代表は「私たちはこの“成長”という部分を非常に大事にしています。一番は子どもたちの成長ですが、クラブに関わることで、選手もコーチも含めた大人も成長していくべきだと考えています。そして、サッカーを通じて楽しい時間を過ごしてほしいと思っています」と語る。 地域貢献活動の新たな試みも地域に根差したチームになるべく、地域貢献活動も積極的に実施していく。サッカー未経験の人たちでも楽しめる「普及活動」と、選手を目指す子どもたち向けの「育成活動」。地域活動はこの2つの柱で展開し、今年は両市合わせて年間130回行う計画だ。 普及活動としては、地域のイベント参加を挙げ、「例えばお祭りにゴールを持ち込み、ボールに親しんでもらえるようなゲームをするなど。また、駅前の清掃活動も引き続き実施したい」と話し、「育成活動は、各学校のサッカーチームへの選手やコーチ派遣のほか、両市のサッカーチームが合同で参加できるような大会やイベントもやっていきたい」と代表。これまで浦安市で培った経験とノウハウを生かしながら、ホームタウンが拡大したからこそできる、新たな試みも考えている。 成長プロセスを楽しんで同クラブチームが社会貢献活動を行う狙いとしては、認知度を上げ、多くの人々の支持を得ることにある。その先にある目標は、Jリーグ昇格だ。 2023年、同クラブチームはJFLで準優勝した。「レベルとしてはJリーグ昇格条件を満たしています。競技場さえあれば昇格準備はほぼ整っている」と代表。天然芝の競技場を持つことがJリーグ昇格条件のひとつであり、大きな課題だ。今後、行政と議論しながらホームグラウンドとなる競技場建設の可能性を模索する。 谷口代表は「例えば、中高生時代から応援していた選手がJリーガーになったら、その選手に強い思い入れを抱けるはず。そんな過程をぜひ見守り、応援していただきたい」と願う。選手やチームが成長し、Jリーグへ昇格していく、このドラマティックなストーリーを共に追っていこうというのだ。また、「千葉県内でJリーグに昇格するプロセスを今楽しめるのは、ブリオベッカ浦安・市川だけ」と強調したうえで、「市民の皆さんに、地元にJリーグチームがあったほうがいいと思ってもらえるよう、ムーブメントを起こしたい。競技場で、浦安!と具体的な地名を声に出しながら応援すれば、地元に愛着が生まれ、街を誇りに思える。サッカーを通じて、街の一体感を演出するのが理想です」と笑顔で語った。 3月5日(水)から今シーズンが始まった。チーム名の「ベッカ」は、海苔漁に使われたべか舟から採用。ホームタウンが拡大し推進力を得たブリオベッカ浦安・市川は、Jリーグ、さらに、世界という大海原に漕ぎ出していく。 浦安新聞 2025年3月7日号掲載 |
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