公開日: 2024年1月23日

40チームが優勝目指してボールを追う

行徳新聞
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第40回市川浦安支部中学生招待サッカー大会
市川南ロータリークラブ杯2023 開催

12月24日(日)~26日(火)、市川市スポーツセンター陸上競技場ほかで、「第40回市川浦安支部中学生招待サッカー大会 市川南ロータリークラブ杯2023」(市川市サッカー協会・浦安市サッカー協会主催)が開催された。参加チームは、市川浦安支部内の24チーム(中学校23、クラブチーム1)と、市外・県外の招待チーム、合わせて40校。

24日に始まった大会では、初めに全体を8ブロックに分け、2日間にわたりリーグ戦を行う。各ブロックの上位2チームが26日の順位トーナメントに進出。そこで勝ち残った2校が優勝となる。
「普段あまり交流できない地域の選手をはじめ、指導者やスタッフも含めて交流を深めることが開催の第一の目的。またさまざまな選手、指導者が出会うことで支部全体のレベルアップも期待できます」と大会責任者である千葉県サッカー協会三種第8ブロック委員長の後藤拓真さんはこの大会の意義を語った。
26日の決勝戦第1試合は市川市立第二中学校と市川市立第八中学校の対戦。観覧席では両校の保護者がビデオカメラを回しながら熱心に声援を送っていた。
八中のキャプテンを務める松本晴太さんの母親、めぐみさんは「キャプテンの責任は感じていると思うが、仲間を引っ張るというよりは皆で和気あいあいとやろうという性格。3日間試合をして疲れが見えるが、決勝まで来られたので頑張ってほしい」と息子の姿を見つめていた。
また、同副キャプテンの五月女一紀さんの父親、雅一さんは「最近はチームメイトに声掛けできるようになってきた。春先に右足を骨折し、その間サッカーができなくて悔しそうだった。このチームで試合ができるうちにたくさん貢献したいと言っていた」と息子を見守った。
試合は2対1で八中が優勝。そして、第2試合は神奈川県の西中原中学校と市川浦安支部内のクラブチーム・ブリオベッカとの対戦となり、1対1の同点の末、PK戦を制したブリオベッカが優勝となった。今大会から、優勝チームには市川南ロータリークラブから寄贈された大きな緑の優勝旗と優勝カップが、同クラブの荒井正晴会長より渡された。
3日間を通して、指導者の熱い指示の声が飛び交う中、どの選手も日頃の練習の成果を十分発揮して、サッカーを楽しんでいた。

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