誰もが気軽に使える「文化芸術とスポーツ活動の拠点」誕生
江戸川区は文化・スポーツ活動、アートや芸術活動(東京藝術大学との連携)、およびパラスポーツの拠点として、「江戸川区文化スポーツプラザ」を開館。4月6日(日)、オープニングセレモニーが行われた。
2023年度末に閉校した第二松江小学校を活用したこの施設には、東京藝術大学との連携による新たな文化芸術拠点「あーとコモンズSumi-Coすみっこ」や、ボッチャ、パラ卓球などの器具を備える「パラスポーツルーム」、楽器演奏ができる「サウンドルーム」、広い机がある創作活動向けの部屋「クリエイティブスタジオ」などを設置。屋内体育館や、多目的広場として整備された校庭も開放し、多くの人々に愛された小学校の面影を残しつつ、さまざまな「新たな活動」に取り組める場に生まれ変わった。
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セレモニーのオープニングとして、船堀で活動する「寿太鼓」が、力強く華麗な太鼓パフォーマンスを披露。新たな門出にふさわしい活気あふれる音色に、会場から喝采が起こった。
式典ではまず斉藤猛江戸川区長が壇上に立ち、「文化とスポーツの垣根を取り払った今までにないワクワクする空間が誕生した。多くの区民の皆さんに利用していただきたい」と語った。
続いて日比野克彦東京藝術大学学長が壇上に。東京藝術大学は、さまざまな地方自治体と組み、文化芸術をより広めることで社会的課題を解決する方法を模索しているとし、「少子高齢化による学校の統廃合という問題に、この施設の開設が1つの模範となることを期待する。小学校という場所が持つエネルギーを最大限生かし、『新たな自分らしさ』を見つけられる空間になるよう、運営に携わっていきたい」と話した。
【江戸川区文化スポーツプラザ】
時間 | 9:00~21:30 ※多目的広場は18:00まで |
場所 | 江戸川区松島2‐16‐20 |
その他 | 利用方法など詳細は区ホームページおよび文化スポーツプラザホームページで確認を |
問い合わせ | TEL: 03-6231-5211/江戸川区文化スポーツプラザ |
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