『絵本画家 赤羽末吉 スーホの草原にかける虹』
赤羽茂乃/著(福音館書店刊)
紹介してくれたのは…浦安市立中央図書館 相馬さん
〈おすすめコメント〉
昔話『だいくとおにろく』や『スーホの白い馬』で知られる絵本作家、赤羽末吉。息子の配偶者である著者が、赤羽の誕生から死に至るまでの生涯を、遺された膨大な資料と家族としての記憶をもとにまとめた一冊です。
雪国の旅や取材から得た、自然や人々の暮らしへの理解を絵本の表現に繋げた『かさじぞう』や『つるにょうぼう』、内モンゴルの旅の感動から作られた『スーホの白い馬』など、絵本に注いだ思いを、数々のエピソードから、深く知ることができます。
読み終えた後は、赤羽末吉の絵本を、より身近なものに感じられることでしょう。
(文中の絵本はすべて福音館書店刊行です)
*中央図書館書庫棟展示では「昔話の魅力」を5月29日まで開催中です。