公開日: 2025年3月28日

地域に根差した産婦人科の 第2章がスタート!

行徳新聞
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行徳で45年

行徳駅前2丁目でおよそ45年の間、12000件以上の出産をサポートしてきた根本産婦人科。「初めてのたまごクラブ」で産婦人科専門医として掲載されたこともある同院が、3月15日から、分娩の取り扱いを終了し、「セミオープンシステム」と呼ばれる妊婦健診と婦人科外来に特化した医院に生まれ変わった。今後、どのように地域の妊婦を支えていくのか、千葉県市川市産婦人科医会 副会長でもある根本将之院長に話を聞いた。

新たに始めるセミオープンシステムとは?

簡単に言うと、「妊婦健診をする病院」と「出産する病院」の両方を利用できるシステムです。妊婦健診は当院で受け、希望の産院で出産をします。産院は市内・市外問わずに紹介します。もちろん里帰り出産にも対応可能です。

根本産婦人科ならではの特徴は?

通常は当院がオープンしている9時~17時(水・日祝除く)での対応ですが、それ以外の曜日や時間帯にお腹の張りや出血、強いつわりの症状が出るような場合には、提携先病院での受診が可能な体制を構築しました。
提携先は、東京ベイ浦安市川医療センター、山口病院(西船橋)、おおしおウィメンズクリニック(浦安)です。東京ベイ浦安市川医療センターと山口病院は、同院での出産を検討していなくても受診可。ほかの1院はその医院での出産を希望する人のみ、カルテを作成した上で受診となります。出産前に体調面で不安を抱える妊婦さんは多いですから、少しでも安心していただきたいと思っております。

妊婦健診のほかにはどんな診療をするの?

一般の婦人科外来は、引き続き受診していただけます。生理不順や子宮内膜症、更年期障害、不妊検査、がん検診、ブライダルチェック、HPVワクチン、MR(麻疹風疹混合)ワクチン、インフルエンザワクチン、避妊相談など各種診療に対応します。地域で長く親しまれてきた医院としてていねいな診察を心がけておりますので、気軽に足を運んでください。

産後のケアはしてもらえるの?

母乳相談やベビーマッサージ教室など産後もママたちをサポートします。
市川市と連携し、近いうちに日帰りの産後デイサービスもスタート予定。赤ちゃんと一緒に足を運んでいただき、スタッフが赤ちゃんを見ている間、ママはゆっくりと心と体を休めてください。子育てに関する悩みについても、相談していただけます。
詳しくは市川市や当院のホームページでお知らせしますので、詳細が決定するまでもう少しお待ちください。

妊婦・ママたちへメッセージ

行徳で45年、開院の頃に出産した人たちの中には、当院で孫が生まれた方もおります。2代、3代にわたって来ていただけるのは何よりうれしいことです。一方、新しく市川市へ移り住み、周囲に相談できる人がいない妊婦さんやママもいるでしょう。地域に根差し、地域の親子を守りたいと考えている当院だからこそ、お役に立てることがあるはずです。気軽に足を運んでくださいね。

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