振り込め詐欺をみごと阻止
2月21日(金)、窓口業務中に振りこめ詐欺に気付き、被害未然防止に貢献した千葉銀行行徳支店の行員・石井桃子さんに、行徳警察署の増田哲也署長から感謝状が贈られた。
事件が発覚したのは昨年12月11日。犯人は著名人をかたり、ファン心理と善意を巧みに利用して高齢女性を騙した。SNSの偽アカウントからダイレクトメールを送り、約半年間やり取りを続けて信用させた上で、「海外から荷物を送るため100万円が必要。2人だけの秘密だ」と持ち掛けた。女性は「助けられるのは自分だけ」とインターネットでの送金を試みたものの、アプリの操作方法がわからず銀行に出向いたという。
そこで窓口を担当したのが石井さん。「振り込み先がコロコロ変わっていることや、相手は業者だというのに個人名義の口座だったので不信に思い、上長に相談しました」。その後、警察とも連携し、振り込みを断念させて、事なきを得た。
増田署長は、「一度振り込んでしまうと犯人から騙しやすい相手と見なされ、その後も金銭要求が続き被害が拡大する。未然に防げたことは大きい」と話し、「最近の被害者は20~80代まで幅広く、手口は投資話やロマンス詐欺などさまざま。金銭の話題が出たら、一人で抱えず、警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けた。