公開日: 2025年2月21日

「I♡1グランプリ」表彰式開催

いちかわ新聞
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障がいのある人の作品を
みんなで投票するコンテスト

1月23日(木)、市川市は市役所第一庁舎で「I♡1(あいわん)グランプリ」の表彰式を実施。優秀作品に表彰状を授与した。

これは、市内在住・在学・在勤・施設利用の障がいのある人たち対象の作品コンテストで、手作り部門、写真部門と今年から新たに加わった一般部門の3部門に応募された作品の中から、市民の投票により「グランプリ」「準グランプリ」「優秀賞」を決め表彰するというもの。今年で11回目。障がい者の文化芸術活動への参加と、市民の障がい者に対する理解促進を目的としている。
応募作品は昨年12月に行われたI♡あいフェスタ2024内で展示され、318人が鑑賞に訪れた。
市民の投票により、「手作り部門」グランプリに輝いたのは、身体障がい者福祉センター一同の『クリスマスのサンタ村』と、大田智鶴さんの『うさぎのお人形』(同票数で同時受賞)。2年連続のグランプリとなった大田さんは「昨年に続き、連続でのグランプリとなり、複雑な気持ち」と、さまざまな感情が入り混じっていることを語った。
「写真部門」では、あすなろの家一同の『夏の風景』がグランプリに選ばれた。「スタッフ全員で協力し、みんなの個性が生きた作品です」
今年から新設された「一般部門」では、小学3年生の太田光希さんの『パラスポーツ号』がグランプリを受賞。母親の勧めで初めて応募した作品で、「人と人が海やスポーツでつながっている様子を表現した」と話す。
市川市福祉部の鷺沼部長は、「今年もたくさんの優れた作品が集まり、多くの人に楽しんでもらえたのではないでしょうか」とあいさつ。市川南ライオンズクラブの水野会長は「これからも作品づくりを楽しんでほしい」と祝辞を送った。


「手作り部門」の皆さん


「写真部門」の皆さん


「一般部門」の皆さん

 

 

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