浦安新聞 
猫月間に猫実で猫に囲まれ猫セミナー！
浦安の猫実（ねこざね）という地名に「猫の館ME（みい）」という保護猫カフェがある。ここは猫カフェという形をとりながら保護猫の譲渡活動をしているお店だ。
活動維持のため、猫たちに囲まれながらヨガを行う「猫ヨガ」などのイベントや、チャリティ活動としてブラウニーなどのスイーツを販売している。
オーナーの小倉さんは旅行や出張時に家で留守番中の猫の世話をするキャットシッターで、地元で足掛け15年携わり、登録猫が1000頭を超える猫の専門家だ。猫との暮らしの相談も多く受け、猫のコンサルタントでもある。
「保護猫カフェから猫を迎える人の中には猫との暮らしが初めてという方も少なくありません。里親さんとは猫の譲渡後も、実家としてさまざまな相談があります」と小倉さん。「コロナ禍前までは定期的に爪切りや投薬の仕方、マッサージのコツなど、いろいろな切り口で『おしっぽアカデミー』というセミナーを開いていました。大変評判よく、初級編は同じ内容で８回も開催したほど。再開を望む声が多く、２月の猫月間を記念して久しぶりに再開することになりました」
実際にたくさんの猫や里親宅を見ている小倉さんならではの知識や知恵を、セミナーではふんだんに教えてもらえる。里親だけでなく一般の人も参加できるそうだ。
犬と異なり猫は散歩文化がないため、他の家ではどんな工夫があるか、情報交換の機会が少ない。「シッターで多くのお宅を訪問すると、個々の家特有の習慣やお世話の工夫があることを実感しています。面倒に感じながら毎日お世話をしていたり、困りごとの解決法がわからないという悩みを打ち明けられたり。これだけ多くの猫との暮らしを実際に見ている立場の人はそう多くないのでは？」
セミナーに参加した人からは「目からうろこが落ちた」「長年悩んでいた問題が解決した」という声をたくさん聞くのだとか。
猫月間に猫実で猫に囲まれて猫セミナーに参加！ 猫好きにはたまらない興味津々の企画ですね。
行徳新聞 
