公開日: 2024年12月20日

パリ2024パラリンピック メダリスト2人に浦安市特別表彰

浦安新聞
  • シェア
  • twitter

浦安市はパリ2024パラリンピックで金メダル獲得など輝かしい成績をおさめた2選手(車いすラグビーの池崎大輔選手、水泳の鈴木孝幸選手)にその栄誉をたたえ、浦安市特別表彰を授与した。

車いすラグビー「金」池崎大輔選手

特別表彰とは、浦安市が国際的なスポーツ大会や文化・芸術に優秀な功績を有する市民を表彰する制度。12月2日(月)、浦安市役所で授与式が行われた。
池崎選手は、「応援ありがとうございました。自分たちの努力だけでは世界一にはなれない、皆さんの応援があったからこそだと感謝しています」とあいさつ。深夜の試合中継を観戦し声援を送ったという市長は「悲願の金メダル獲得、おめでとうございます。日本全国のラグビーファンはもとより多くの市民に夢や希望、感動を届けてくださいました」と祝福した。
池崎選手は2012年ロンドン大会から、リオデジャネイロ、東京、パリとパラリンピックに4大会連続で出場し、日本代表のエースとして活躍。リオと東京では銅メダルを、そしてパリでついに、念願の金メダルをつかんだ。
今後も競技生活を続け「代表に選ばれればロサンゼルス・パラリンピックも」と意欲を燃やす。と同時に、自身が取り組む、障がい者が使いやすい体育館づくりにも熱意を持って「金メダリストになった今こそ、パラスポーツ全体の発展のため尽くしたい」と力を込めた。

水泳で「金、銀、銅」鈴木孝幸選手

同じくパリ2024パラリンピックの競泳で金・銀・銅の合わせて4つのメダルを獲得した鈴木孝幸選手にも12月4日(水)、浦安市特別表彰の表彰状が授与された。
鈴木選手はパラリンピックには2004年のアテネ大会から6大会連続で出場し、今大会の男子50m平泳ぎ(障がいクラスSB3)金メダルをはじめとして、通算14個のメダルを手にしている。
鈴木選手は、内田市長に成績を報告し「浦安市民からたくさんの応援をいただき感謝しています」と述べた。市長は「金メダルおめでとうございます。出場した個人4種目ですべてメダルを獲得された。多くの市民に夢や希望、感動を与えてくださいました」とお祝いした。
鈴木選手は当面の目標として、来年4月に開催されるパラ水泳ワールドシリーズに出場する予定。4年後のロサンゼルス大会については「まだ考えられないが、出場する以上はメダルを期待されるだろう。覚悟がいる」と話した。

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

浦安新聞

浦安で生活している幅広い方々に最も読まれている地元情報紙。詳細はこちら(明光企画HP)

月別アーカイブ