公開日: 2024年12月13日

万灯練供養が盛大に開催 正福寺の「お会式」

浦安新聞
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花万灯に纏の舞

11月12日(火)、フラワー通りにある説江山 正福寺で「お会式」が行われ、提灯や万灯のやわらかな光が訪れた人たちの笑顔を照らした。

お会式は日蓮聖人の命日に実施される行事。この日は、昼からお会式法要や法話が行われ、境内には多くの出店やキッチンカーが並んだ。夕方には地元出身の演歌歌手・青山新さんのミニライブも開かれた。
日が暮れると、たくさんの万灯の灯りが美しく輝きだした。田中貞真住職によると、日蓮聖人が入滅した(亡くなった)際、季節外れの桜が一斉に咲いたという伝説があり、それにちなんで、紙の花で万灯をドーム状に飾るのだという。その万灯を掲げ、纏(まとい)を振ってゆかりの寺をお参りする正福寺の「万灯練供養」は、今や浦安の風物詩になっている。
「正福寺さんのお会式は、冬の始まりの行事として定着し、年々盛大になっている。多くの皆さんの努力によるものです」と、練供養の出発を前に内田悦嗣浦安市長は話した。
夜6時、太鼓や鐘を打ち鳴らしながら万灯練供養の列が出発した。勢いよく纏が振られる。沿道から行列に向かって紙吹雪を撒く人の姿も。
途中、庚申堂付近でひと休み。その間、浦安囃子保存会が祭り囃子で盛り上げる。後半は、外部から参加の万灯も合流し、行列が一層華やいだ。

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