11月12日(火)・13日(水)、介護付有料老人ホーム舞浜倶楽部・富士見サンヴァーロで「ともりば 秋の文化祭」が開かれた。
浦安市中央地域包括支援センター(ともづな中央)と地域住民らが共催する集いの場「ともりば」のイベントの一つで、今年で4回目を迎える。
会場には絵画や書、手芸や木工などアート作品がずらりと並ぶ。どれも富士見地区など近隣の人たちの作品で、近くの保育園児たちのかわいらしい作品も毎年展示されている。
絹ならではのツヤが美しい吊るし飾りを作った女性は「作品作りには時間がかかりますが、たくさんの人に見てもらえるので張り合いがあります」。また、木を使った「ミニハウス」を出品した男性は「旅先で撮った写真などをモデルにしています。自分で図面を描いて、小枝など材料も工夫しました」と話す。
散歩の途中に寄ったという人もいれば、友達に誘われたという人、近隣の福祉施設からスタッフと一緒に見に来たという人も。「これはどうやって作ったの?」と制作者に質問する姿も見られた。
「“ともりば”は高齢者の皆さんがゆるやかにつながり、集う場所。この文化祭でも作品を作った人、見に来た人などでつながりが生まれています」と話すのは、ともづな中央の鷹野さん。回数を重ねるたびに文化祭来場者が増え、新たなネットワークができているという。