公開日: 2024年12月2日

【住まいとくらし】今年も季節性インフルエンザに注意!

行徳新聞
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マスクや「咳エチケット」で感染対策を

寒くなるとともに流行するインフルエンザ。基本の感染対策をまとめた。

今年も全ての年齢で注意が必要

現在国内で流行している季節性インフルエンザのウイルスは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型とB型(ビクトリア系統)。流行しやすい年齢層は、ウイルスの型によって多少異なるが、今年も、全ての年齢の人がインフルエンザに注意する必要がある。

基本的な感染対策

感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」などが有効。
特に、高齢者や基礎疾患のある人が感染すると、重症化するリスクが高まるため、高齢者と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染症対策が重要だ。
<マスクの着用が効果的な場面>
医療機関を受診時や、高齢者など重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問する時は、マスクの着用を推奨。また、インフルエンザ流行期に重症化リスクの高い人が混雑した場所に行く時は、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的。

症状がある場合は

咳や痰などの症状がある場合は、他の人への感染を防ぐため、「マスクの着用を含む咳エチケット」を心がけることが重要。
咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しよう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。
鼻水・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手洗いを。咳をしている人にはマスクの着用をお願いしよう。※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布製マスクの使用が推奨されている。
また、インフルエンザワクチンには、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある人など、罹患すると重症化する可能性が高い人には効果が高いと考えらている。厚生労働省のホームページには、予防接種・ワクチンについての詳細や、「インフルエンザ流行レベルマップ」などの最新情報が更新されているので、参考にしてみよう。
※「【令和6年度】今シーズンのインフルエンザ総合対策」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/stf/index2024.html)を加工して作成

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