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静かで大人の雰囲気が漂う「焼鳥とワインふじ」。
店主でソムリエの近藤さんは、豊のしゃも（大分）や京紅地鶏（京都）など、こだわりの地鶏や銘柄鶏を自ら捌いて仕上げ、土佐備長炭で丁寧に焼き上げる。
「ワイン選びはもちろん、ワインに合わせたネタ選びから味付け香り付けまで、1本1本仕立てるのが僕の仕事」
近藤さんは和食、イタリアン、創作料理、焼鳥、フレンチ…と、様々な分野で研鑽を積んできた。
最終的に焼鳥を選んだのは、１から丁寧に作り上げる工程に魅力を感じたから。
地鶏を数羽仕入れたら、状態は全部違う。「皮の張りや厚さ、脂の色や肉の色で、どれから使うかを見極めます」。そして切り方、刺し方、炭の取り扱いetc…聞けば聞くほど奥が深い。
焼鳥を甘く見ていてゴメンナサイ。
コースがメインの焼鳥専門店なのは「ワインと焼鳥時間をゆっくり楽しんで欲しいから」。
季節のおつまみや選べる一品料理もしっかり手作り。
また「子どもたちに焼鳥文化を伝えていきたい。子は地球の宝です」と月に1回程度キッズＤＡＹを設けている（通常10歳未満は入店不可）。
小学生くらいの子どもには、希望があれば焼き台に立って焼鳥を焼く“プチ職業体験”を行っている。
「焼鳥とワインの文化がもっと広がればいいな。真心と感謝です」とほほ笑む。
さて、今日は焼鳥とワインでおしゃれに１杯といきますか。
焼鳥とワインふじ
市川市市川1-17-10
050-1322-8318
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浦安新聞 
明光企画スタッフ 
