障がい者も健常者も皆一緒に楽しんだ
11月2日(土)、バルドラール浦安アリーナ(浦安市運動公園総合体育館)で、浦安中央ライオンズクラブ・浦安ボッチャ協会主催「第14回浦安市民ボッチャ大会浦安オープン」が開催され、24組48人が出場し熱戦を繰り広げた。
ボッチャはパラリンピックの正式種目として知られているが、この大会は「ノーマライゼーション」の理念に基づき、障がい者も健常者も誰でも参加でき共に競い合うというオープン形式で実施。今回も高校生から70代まで、幅広い年代の参加者が集まった。
開会にあたり、浦安中央ライオンズクラブの深作寛会長が「勝敗より金メダルより笑顔が大切」と話し、続いて内田悦嗣浦安市長が「ボッチャは浦安市が進める『スポーツで輝け!生涯スポーツ健康都市宣言』や、ノーマライゼーションにマッチした誰もが気軽に楽しめるスポーツ。皆さんの笑顔輝く1日にしましょう」とあいさつした。
試合はトーナメント方式で行われ、各組上位チームが決勝トーナメントに進出。試合中もあちこちから「ナイス!」「あー惜しいね」などの声が聞こえ、真剣な中にも笑顔があふれ、和やかな雰囲気。結果、優勝は「チームケンタ」、準優勝は「アベンジャーズ」、3位は「チームお友達」となった。
浦安ボッチャ協会代表の中台保さんは「ボッチャは未経験者でもすぐにプレイできるのが魅力」と話す。今大会には中台さんに指導を受けボッチャを始めたという高校生も出場していた。
「大会直前に練習を重ねました。集中力が大事」「試合は楽しく、リラックスして臨みました」「勝ちたいけれど、相手チームがとてもうまくて…」などの感想が聞かれ、どの選手も大会を楽しんでいた。