行徳新聞 
自治会共同で多彩な催しに大にぎわい
ハイタウン塩浜（市川市塩浜4）の4自治会合同の秋祭りが10月12日（土）、同団地のお買い物広場で開催され、団地の内外から多数の人が集まりにぎわった。
1980年代から入居が始まった同団地は、2000近い世帯が住み、棟ごとに4つの自治会がある。秋祭りは団地全体と周辺地域の人々にも楽しんでもらおうと4自治体合同で大々的に開催された。
開会式には田中甲市長が訪れ「40年近い歩みとなる団地の秋祭りが盛大に開催され、ますます魅力ある団地として発展されますようお祈りします」とお祝いを述べた。
ステージでは、団地居住者約60人でつくる「はまかぜ合唱団」と、塩浜学園吹奏楽部の演奏や児童の合唱が披露。団地商店街に加えて駄菓子や射的などの出店が9店、キッチンカー10台が繰り出し、各店の決済は市川市のデジタル地域通貨ICHICO（イチコ）も利用できるようになっていた。
団地に住んでいる4歳の女の子は、出店でフェイスペイントを体験し、母親にたくさん写真を撮ってもらってうれしそう。
団地に移住して1年、7カ月の赤ちゃんを連れていたインド出身の女性は、「初めての団地のお祭り。合唱が素晴らしかったし、いろいろな食べ物があって楽しい」と喜んでいた。
南行徳駅の近くから9歳と6歳の子どもとやって来たという40代の父親は、「自分が子どもの頃は都内の団地に暮らし、こういう祭りがよくあったが、だんだん消えてしまった。初めて来たがどこか懐かしい」とくつろいでいた。
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