『魔女がやってきた!』(徳間書店)
マーガレット・マーヒー/作 尾﨑 愛子/訳 はた こうしろう/絵
今回紹介してくれたのは…
西葛西・清新町コミュニティ図書館 濱崎さん
〈おすすめコメント〉
カップケーキを焼いている時にお腹をすかせたずるがしこい魔女がやってきたら、どうしますか?(「サクラの木の上の魔女」)
魔女が自分の影を男の子にくっつけて、旅行に行ってしまったら? その影ときたら、行儀が悪くていたずらばかりするのです。(「ふたつのかげを持った男の子」)
この本の中には魔女が出てくる短いお話が5つ入っています。魔女って、失礼でイジワルで、自分勝手。でも、どのお話も面白くてなんだか幸せな気持ちになれますよ。作者のマーガレット・マーヒーさんは、ニュージーランド生まれで、国際アンデルセン作家賞など数々の受賞歴がある面白いこと折り紙付きの方です。ぜひ読んでみてくださいね。