浦安市は、医療法人社団城東桐和会タムス浦安病院と「大規模災害発生時における応急医療活動等に関する協定」を締結。10月1日(火)、市役所で締結式が行われた。
浦安市の地域防災計画では、大規模災害が発生した際、市と医師会・各医療機関が連携して応急医療活動を行うこととなっている。
この協定はその体制整備を目的としたもの。浦安市と医師会は救護所の開設および傷病者のトリアージ・応急処置、そしてタムス浦安病院はその後の傷病者受け入れと処置を行うなど、それぞれの役割も定められている。
締結式であいさつに立った内田悦嗣市長は「市と医療機関が連携してさらなる医療体制強化を図ることが市民の安心安全につながると思う」と話した。これを受け、タムス浦安病院の竹内正人院長代行は「南海トラフ地震などの大規模災害が起これば浦安にも甚大な被害が出る可能性が高い。その際は地域の応急医療活動拠点としての役割をしっかりと果たしたい」と力強く語った。