浦安新聞 
音楽を通じて地域の安心・安全を啓発
10月５日（土）、浦安市文化会館大ホールで、第16回セーフティーコンサートが開催された（浦安市・NPO浦安防犯ネット主催）。
NPO浦安防犯ネットは今年で創設20周年。音楽の力で元気と勇気、安全と安心を届けたいとの願いを込めて毎年コンサートを実施している。
今回は千葉県警察音楽隊、浦安市消防音楽隊、市立富岡中学校吹奏楽部の３団体が出演。トップバッターで登場した富岡中学校吹奏楽部は「アフリカンシンフォニー」と「ディズニーランドセレブレーション」を披露。続いて浦安市消防音楽隊が「カントリーロード」や「パプリカ」などを奏でた。千葉県警察音楽隊は「踊る大捜査線」、「ジェームズ・ボンドのテーマ」などを演奏し、途中からカラーガード隊「アクア・ウィンズ」も加わり、音に合わせてフラッグやダンス演技を行い演奏に花を添えた。
曲目の合間には詐欺防止や飲酒運転防止の話、交通安全に有効な反射板の紹介なども行い、時折笑いを誘いつつ、観客に防犯や交通安全を呼びかけた。
最後に３団体による合同演奏が行われると、客席からも手拍子が起こり、演者と観客が一体となってコンサートを楽しんだ。
演奏を聴いた人からは「富岡中学校吹奏楽部のアフリカンシンフォニーと、千葉県警察音楽隊のウィッシュが心に残った」「途中で紹介される消防や防犯の情報も役立つ」などと感想が聞かれ、皆が笑顔で会場を後にした。
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