市内の高齢者施設・障がい者福祉施設へ
9月2日(月)、浦安市役所で「市川のなし寄贈式」が行われた。これは、市川市農業協同組合(JAいちかわ)が「浦安の人に市川のおいしい梨を食べて喜んでもらいたい」と毎年実施しているもの。コロナ禍前は新浦安駅前で梨の配布を行っていたが、ここ5年ほどは市役所に寄贈している。
市川市は、生産量・販売数ともに全国有数の梨の産地。200年以上の歴史を有し、ドバイにも輸出されるほど、市川の梨は世界でも愛されている。
今年、浦安市に寄贈された梨は「あきづき」5kg詰め40箱(計200kg)。この後、浦安市障がい者福祉センターと浦安市特別養護老人ホームへと届けられ、入所者たちの食後のデザートとして提供される予定だ。
同組合の代表理事理事長の田中一郎さんは「今年は火傷病と呼ばれる花粉の問題や、カメムシの大量発生などで不安もあったが、生産者の努力と地域の方の協力によって、素晴らしい梨を届けることができてよかった」と話す。
寄贈を受けた内田悦嗣市長は「今年もとても良い市川のブランド梨を寄贈していただきうれしいです。ありがとうございます」と感謝を伝えた。