公開日: 2024年9月11日

「いちかわCNネットワーク」が キックオフミーティング

行徳新聞
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カーボンニュートラル実現を目指して

「いちかわCNネットワーク キックオフミーティング」が8月9日(金)、全日警ホールで開催され、市内外から70人が参加した。
世界の国々は、2050年に二酸化炭素など温室効果ガスの排出量と森林などによる吸収量を差し引いて「実質ゼロ」にするカーボンニュートラル(CN)の実現に向けて取り組んでいる。市川市も昨年度をカーボンニュートラル元年とし、本格的な取り組みをスタートした。
同ネットワークは、CN実現に賛同した団体や組織による「ゆるやかな集まり」で、今年2月からさまざまな団体や人々が対話を重ねて結成された。
初顔合わせとなったミーティングの第1部では、共同幹事6人によるあいさつの後、幹事2人が「いちかわCNネットワークとは?」というテーマで語り合った。その内容を受けて平田仁子さん(NPO法人 いちかわ電力コミュニティ・千葉商科大学)と、鈴木核さん(いちかわドローダウン勉強会)が「なぜ今なのか、何ができるのか」について講演を行った。
第2部の交流会では、参加者全体でワークショップを実施。少人数のグループに分かれ、CN達成のために何ができるかディスカッション。それぞれの立場や考え・思いから、多彩な意見が飛び交った。その後、各グループの代表が話し合いで出たアイデアを発表して会場全体で共有し、ワークショップが終了した。
「最後に『楽しかったですか?』と聞いたら、全員手を上げてくれたのが、とてもうれしかった」と、 共同幹事の1人で講演も行った鈴木さん。
「デザインするのが得意な人、文章をつくるのが得意な人、対外交渉が得意な人、ワークショップを考えるのが得意な人など、それぞれが力を合わせて準備し、つながりのある人や団体に声をかけることで、多彩な人が参加してくれる場をつくることができました。市川市を私たち、そして将来世代が住み続けたいと感じられる街にしていくための、ここはスタートライン。まだまだ試行錯誤が続きますが、この活動に興味のある方や一緒に活動したい方を随時募集していきます」と熱く語った。

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