公開日: 2024年9月11日

プログラミング教育の一環でドローンを学ぶ

行徳新聞
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空から見て環境問題を考えよう

NPO法人いちかわライフネットワーククラブが小中学生向けに開催しているプログラミング講座の第3回が7月27日(土)、ハイタウン塩浜(塩浜4)第一住宅集会所で開催され、子どもたち9人と保護者らが参加して、ドローンの特徴を学び操縦を体験した。
機械を指示通りに動かすプログラミング技術は、ゲームソフトやアプリ開発など現代生活にこれからも欠かせないものとして、子どもの頃からのプログラミング教育が大切になっている。同講座(全5回)は子どもたちにプログラミングを体験し、今後に生かしてもらおうと取り組まれ、4年目となる今年度は「プログラミングで環境問題にチャレンジ!」をテーマに、ドローンを活用して環境問題に関わることをめざす。
第3回を迎えたこの日は、室内でドローンの基礎知識と活用例について、一級建築士で建築物の調査などにもドローンを活用している三浦康彰さんが講演。自らドローンで空撮した野鳥の楽園(行徳近郊緑地特別保全地区)の動画を映し、鳥や樹木の状態などを見せ、「人が簡単に行けない所に飛ぶことができる。環境調査のほか防災、人命救助などにも役立つ」と説明した。
また、プログラミングによるドローン飛行の例として、夜空に多数の光るドローンが舞い、美しい造形を描く例などを紹介した。
続けて、ドローンの普及や子ども教育に取り組んでいる株式会社GOFLYの黒田潤一社長が、屋外でのドローン飛行を実演。あっという間に上空の小さな点となり自在に飛ぶ姿に、子どもたちは驚きと歓声を上げた。
再び室内に戻った子どもたちは、次にトイドローンをリモコン操縦し飛行させる体験をした。徐々に感覚をつかみ、的になった風船を割るなどのゲームにも挑戦。時間を延長するほどドローンに親しんだ。
参加者に感想を聞くと「ドローンにはすごい可能性があるとわかった」(小6)、「操縦技術を身につけたらアクロバット飛行もできそう」(中2)など、ドローンに対する理解と関心が深まったようだ。
残る講座で、子どもたちのプログラミングでドローンが飛ぶか。子どもたちの可能性にも期待が高まる。

屋外で飛行を見学
ドローン操縦を体験
ドローンを飛ばして、風船割りゲームをしてみよう

 

 

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