公開日: 2024年8月27日

日本代表の池崎大輔選手が市長を訪問

浦安新聞
  • シェア
  • twitter

パリに輝け!
パラ五輪車いすラグビー

パリ2024パラリンピックの車いすラグビー日本代表で浦安市民の池崎大輔選手(46歳)が8月6日(火)、浦安市役所に内田悦嗣市長を訪問し、金メダル獲得に向けた熱い思いを伝えた。

池崎選手は北海道生まれで現在は浦安市在住。今回でパラリンピックに4大会連続出場となる日本代表のエースだ。
6歳の時に手足の筋力が衰えていく難病を発症し、最初は車いすバスケットボールに取り組み、30歳から車いすラグビーを始めた。チェアワークと呼ばれる、車いすさばきの技術とスピード感あふれるプレーを持ち味とする世界的なトップ選手である。
池崎選手は市長に出場の報告をし、「3度目の正直ならぬ4回目のパラリンピック出場です。ぜひ金メダルを持ち帰りたい」と決意を語った。
内田市長は、「出場おめでとう。できるなら私もパリで応援したいほどだ」と激励。かつて池崎選手と同じスポーツジムでよく顔を合わせ、トレーニングをそばで見ていたという市長は、「車いすラグビーは驚くほど激しくぶつかるが、その裏でどれほど厳しいトレーニングがあるかを目の当たりにした」と敬意を表した。そして今回の代表チームの仕上がりについて問うと、池崎選手は「実力はこれまでより上であるのは確か。大事なのは試合で実力を発揮できるかどうか」と歴戦の勇士らしい心境を語った。
「激しく車いすがぶつかり合うが、それを認める背景には、何度倒されても立ち上がり、向かっていくというメッセージがある。障がいの程度にも配慮され、巧みな駆け引きも必要な頭脳戦でもある。とにかく面白いから見てほしい」。池崎選手は集まった報道陣に向かって、車いすラグビーの見どころをアピールした。

日本はリオ、東京のパラリンピック2大会連続で銅メダルとなり、世界ランク3位。パリ大会の予選グループでは、日本・アメリカ・カナダ・ドイツのグループAに入り、初戦のドイツ戦は日本時間8月30日午前2時30分に行われる。勝ち進めば決勝は9月3日午前2時30分開始の予定。
悲願の金メダルへ、浦安からエールを送ろう!

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

浦安新聞

浦安で生活している幅広い方々に最も読まれている地元情報紙。詳細はこちら(明光企画HP)

月別アーカイブ