明かりを持ち寄り、境川に天の川を
7月6日(土)、7日(日)の両日、浦安市役所前の親水テラスで、「境川で天の川」(境川かわまちを進める会主催)が実施された。浦安の水辺の活用を推進するもので、今年初開催。
明るい時間帯には、川に大きなボードを浮かべ、その上で立って漕ぐというウオータースポーツ「メガSUP」を楽しむ人々の姿が。護岸沿いにはグルメの出店やキッチンカーも登場し、大勢の人が列を作っていた。
猫実在住の家族連れは、「昼間は暑かったけれど、夕方は涼しくなってよかった」「川から来る風は気持ちいいですね」と水辺のひとときを楽しんでいた。
7日(日)には「水辺で乾杯」が行われた。これは7月7日夜7時7分に日本各地の河川で同時に乾杯するという活動で、この日境川に集まった人々も、同時刻にそれぞれの飲み物を手に「乾杯」した。その後、各自が持ち寄った明かり(懐中電灯やランタンなど)を点灯させて、天の川を作る。これは家庭の懐中電灯などが災害時にきちんと点灯するかどうかの確認も兼ねているという。
また、「水を入れたペットボトルに光を当てると、光が拡散して広い範囲を照らすことができます」と災害時に役立つ情報も実演を交えて紹介された。
「初の試みでしたが、想像以上の人に集まっていただき、大盛況でした。来年以降も浦安の水辺を楽しむイベントとして続けていきたい」と担当者は話した。