公開日: 2024年8月5日

粘り強い取組に大盛り上がり わんぱく相撲大会市川場所

いちかわ新聞
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のこった!のこった~!

6月16日(日)、市川市塩浜体育館で「わんぱく相撲大会市川場所」(市川青年会議所主催)が開催され、小学1年生から6年生まで、150人の児童が参加。午前は1・3・5年生、午後は2・4・6年生と、学年別・男女別に取組が行われた。「のこった!のこった!のこった~!」と行司の声が会場に響き渡り、粘り強くがんばる児童たちに観客から熱い声援が送られた。

同大会は、わんぱく相撲千葉ブロック大会およびわんぱく相撲全国大会の予選大会でもあり、大きな舞台に立つというチャンスにも繋がる。
5年生女子の加藤ひなのさんは、昨年の大会で優勝し、千葉ブロック大会・全国大会への進出も果たした経験者。今年も連覇を狙ったが、決勝戦で初出場の岩瀬咲良さんに破れ、惜しくも2位となった。「来年は再び優勝を目指す」という決意を語って土俵を後にした。
5年生男子の決勝は、押し出しか、寄り切りか、と手に汗握る大一番。粘り強く戦って優勝した朝倉実人さんは初出場。「とにかく押し出すことをイメージして家で練習しました」と言う。惜しくも敗れたモンゴル出身の阿斯如さんは「負けてしまって悔しい。でも友好が築けてよかった。また来年も参加したい」と笑顔を見せた。
この大会では、1・3年生には負けた場合でも再度挑戦できる「おかわりマッチ」という制度がある。何度も挑んで、楽しんでいる子もいた。
1年生女子の堀照葉さんは「小学校のチラシを見て参加しました。初めてだったけれど何度か勝つことができて楽しかった。また参加したい」とうれしそう。「友達のママに誘われて参加した」という1年生男子・佐竹智絃さんも笑顔だった。
「より多くの子どもたちに日本の国技であるわんぱく相撲に触れてもらいたい」と、大会実行委員の大原さんは話した。

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