公開日: 2024年6月27日

6/29(土)行徳の夏がやってくる 水神宮まつり

行徳新聞
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行徳の夏祭りの幕開けとなる湊の水神宮まつりが、6月29日(土)に開催される。地元の伝統行事に出かけてみよう。
行徳から駅前通りを旧江戸川に向かって歩くと、旧道のT字路に突き当たる。そのさらに奥の川沿いにあるのが、「水神様」として親しまれている水神宮だ。普段は静かな雰囲気に包まれ見過ごしてしまいそうなほどの小さなお宮だが、毎年6月末の土曜日に開催される祭りのときは訪れる人たちで賑わう。
江戸時代、この辺りは祭礼河岸と呼ばれ、陸路で届いた水産物や農作物など船で江戸に運ぶための出荷場所として賑わっていたという。水神宮は漁師の豊漁や海難除けの守り神として古くから崇められてきた。やがて、船の安全運行や、川遊びに興じる子どもの水難除けと水泳上達を祈願してお参りするようになり、時代とともに交通安全、受験生の合格祈願の守り神としても崇められるようになった。
昨年はコロナ禍以来、4年ぶりに屋台が出店。この日を待ちわびた人たちで、夜はすれ違うのも大変なほどの人出となった。また、お宮の参拝者には『おこもつ』と呼ばれるお菓子の袋詰めが配られる。地域の歴史を感じられる由緒あるお祭りを体感してみて。

日程 6月29日(土)※雨天決行
時間 13:00ごろ~21:00
場所 押切水門前水神宮
※できるだけ徒歩と公共交通機関 を利用して来場を

 

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