公開日: 2024年6月14日

「市川は第二のふるさと」 さだまさしさんが市の親善大使に就任

いちかわ新聞
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市川市 市制施行90周年を記念して、シンガー・ソングライターのさだまさしさんが「市川市親善大使」に就任した。5月24日(金)、市川市文化会館を皮切りに全国ツアーをスタート。その前に同館で就任式が行われた。

市川市は令和6年11月3日に市制施行90周年を迎える。それを記念し「市川市にゆかりが深く、全国的な知名度を誇るさだまさしさんに市川市の魅力をPRしていただくことで、さらなる発展を目指したい」とさださんに親善大使就任を打診。さださんの了承を受け、晴れて今回のお披露目となった。
さださんは中学入学に合わせて、バイオリンの勉強のために長崎から単身上京。その後約20年にわたり国分や新田など市川市内に在住し、青春時代を過ごした。須和田公園や里見公園、江戸川沿いを歩きながら作ったという曲や小説たちには、国分のアパートから見たケヤキの木や、三本松のバス停、大切なバイオリンを質入れした質屋が登場するなど、数々の市川市での思い出の風景が描かれている。
就任式でさださんは田中甲市長から委嘱状と共に大きな名刺を受け取ると、「15歳から35、6歳まで市川に暮らしたので、一番濃密な時間を市川で過ごしました。2002年に市川市民文化賞を頂いたときは、こんな賞をもらえるようになるとは!と感動しました」と回想した。そして、桜土手の桜、真間川の水門で泳いだ夏、やんちゃだったころの思い出を楽しく語った。
市内の伝承にまつわる歌を作ってほしいと声が上がると「そういえば、市川を舞台にした曲は作っていなかったですね。身近過ぎて照れくさかったのかも」と答えた。
会見後、さださんは「親善大使は市川のすばらしさをたくさんの人に伝える役目。頑張ります」とコメントを寄せた。

親善大使の名刺を手に

 

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