子どもたちが孵化し新川へ
新川にほど近い東葛西1丁目の民家で、カルガモが産卵し、巣を作った。
住人の男性が巣を見つけたのは4月上旬。「早朝に庭へ出ると、カルガモを発見しました。その数日後にも庭にいたので、不思議に思って庭の植え込みを見ると、巣が作られていました。以前知人から新川近くに巣を作ったカルガモがカラスに襲われて全滅したという話を聞いたことがあるので、カルガモたちはそれを避けるために民家に巣を作ったのかもしれません」
男性は野鳥に関する団体へ連絡。そのまま巣を見守っていると、5月5日(祝)、巣が空になっていたという。
「おそらく4日の早朝に巣立っていったのだと思います。6日に、新川でうちへ巣を作ったと思われる親カルガモと10羽のヒナを発見しました」と話す。
※鳥獣保護管理法により許可なく野鳥を捕獲・殺傷すること、飼うことは禁止されている。カルガモなどの巣を見つけた場合は、むやみに触ったりせず見守りを。