公開日: 2024年5月15日

間近で見る力士の姿に興奮 浦安で初開催「春巡業大相撲浦安場所」

浦安新聞
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4月18日(木)、バルドラール浦安アリーナで、「春巡業大相撲浦安場所」が開催された。浦安での開催は初めて。多くの市民や相撲ファンが111人の力士の雄姿と迫力の取組を楽しんだ。

朝稽古から始まり
力士と触れ合うイベント多数

この日は、朝の稽古から一般公開。白まわしの力士たちが体と体を激しくぶつけ合う様は迫力満点。
握手会も開かれ、大栄翔や隆の勝などが参加。ほかにも会場内で力士たちが気軽に写真撮影やサインに応じていた。複数の関取からサインをもらった女性は「家宝にします」と興奮気味に話した。

初切で笑い、取組で興奮

取組の禁じ手を面白おかしく伝える「初切(しょっきり)」。力士と行司の3人による息ぴったりの、まるでコントのような演技に、会場は笑いの渦に包まれる。このほか、相撲甚句、櫓太鼓実演、横綱綱締実演と珍しい演目が続く。
そして、お待ちかねの力士たちの土俵入り。華やかな化粧まわしの関取たちに続いて、横綱照ノ富士の土俵入りが始まった。横綱が四股(しこ)を踏むたびに、客席から「よいしょーっ」と大きな声が上がった。
その後、幕内取組がスタートし、一番一番、迫力満点の取組が繰り広げられた。
取組前にインタビューに応じた大関・琴ノ若(松戸市出身/夏場所から琴櫻を襲名)は「松戸の近くの浦安で初の巡業。力が入る」と喜び、5月場所で祖父の四股名「琴櫻」を継ぐことについて「考え過ぎると名前負けしてしまうので、継いだ時点で自分のものだと思いたい」と語った。琴ノ若はこの日は大栄翔と対戦し、寄り切って勝利した。

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