公開日: 2024年5月16日

南行徳地域共生センターがオープン

行徳新聞
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利用者向け内覧会を実施

市川市が4月にオープンした南行徳地域共生センター(香取1)の利用者向けの内覧会が4月24日(水)に実施され、訪れた人たちは各部屋を見て回り、活用の構想を練っていた。

同センターは旧いきいきセンター南行徳を市が改修し、地域共生社会の実現に向けたモデル施設にしようと開設された。
鉄筋コンクリート2階建て。団体向けにホール1つと5部屋、個人向けに「ふらっとスペース」と呼ぶ2部屋、ウォーキングステーション1部屋が備えられた。エレベーター、授乳スペース、おむつ交換台などもある。
利用料は、団体・個人ともに無料。

地域に開かれ共生をめざす活動拠点

団体利用は、地域共生のテーマに沿う非営利の活動内容で、限られたメンバーだけでなく、たまたま来訪した人でも参加できる運営が求められている。
地域の任意団体をはじめ、法人も可。利用時間は原則として1コマ2時間、月4回まで(利用回数を超えた利用が必要な場合、相談を)。
市では利用例として、居場所づくり、学習支援、就労支援、サロン活動、健康体操などを挙げているほか、「ほかにも相談があれば柔軟に応じたい」としている。
内覧したアマチュア劇団の女性は、「発声練習や大きな鏡で振りの稽古ができそう。地域共生の視点で使い方を考えたい」と関心を寄せていた。

ちょっと立ち寄れるフリースペース

個人向けのふらっとスペースは文字通りいつでも立ち寄れる空間(初回時使用登録が必要)。
ウォーキングステーションは、ウォーキングやサイクリング等に出かける人の更衣室で、鍵付きロッカー78台が置かれている。

同センターの開館は毎週火曜~日曜、午前9時~午後5時(月曜・祝日・年末年始は休館)。今年度は6月から1階のみ毎週木曜午後8時まで。
利用の際の手続きや条件など詳しくは、団体利用については市川市地域共生課(TEL: 047-712-8518)へ、個人利用については同センター(TEL: 047-357-1104)へ。

「ふらっとスペース」(個人向け)

 

ウォーキングやサイクリング用のロッカー
授乳室も完備
団体向けにはホールや畳の部屋、壁面鏡がある部屋も

 

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