夢に向かって頑張れ!
4月10日(水)、大洲小学校グラウンドで、市川FC(市川トレセン)の選手たちに、それぞれの名前と背番号の入ったボールが贈呈された。
同チームは小学生対象で、セレクションで選抜されたメンバーにより構成された、市川市の代表チーム。彼らを応援しようと、地元企業の大志設備工業㈱、㈱クニヒラ電設、今建工業㈱の3社が、11年前から選手全員にボールの寄贈を行っている。
3社は、「ブリオベッカ浦安」のスポンサーであり、市川FCからブリオベッカのユースなどに入団する選手もいることなどから、交流を深めている。
贈呈式にはブリオベッカの都並敏史監督と選手たちも同席し、子どもたちを激励した。
大志設備工業㈱代表取締役の森川淳さんは、「君たちは何百人の中から選ばれた名誉ある優秀な選手。全国大会での優勝、その後のプロサッカー選手への夢を持って頑張ってほしい。この環境でサッカーができることは、両親、コーチ、監督の協力があってのこと。感謝の心を持ってプレーしよう」と激励。「私の息子も11年前にここでお世話になった。以来、たくさんの地域の方の力と、その繋がりで今があることを痛感している。自分もできる限りの応援をしていきたい」と話した。
都並監督は「人として、選手として、大きなエネルギーを持ち、成長してほしい。感謝の心を忘れず行動しよう」と呼びかけた。ブリオベッカの選手らも「ボールの柄が見えなくなるまで、擦り切れるまで練習しよう」「熱い気持ちをピッチで表現しよう」とメッセージを伝えた。
マイボールを手にした市川FC選手たちは、大切そうにボールを抱え、代表の一人が「ありがとうございます。いっぱい、いっぱい練習します!」と元気よくあいさつした。
贈呈式の後は、ブリオベッカの選手や監督を交えてプレーが行われ、グラウンドからは活気ある掛け声が聞こえてきた。