浦安新聞 
雨漏りから家を守る
信頼できる専門業者に定期点検を
これから始まる本格的な雨の季節。壁に現れるシミは雨漏りのサインかも。
雨漏りはどうして起こるのか、外壁塗装やその業者選びなど、浦安で塗装・防水工事を請け負う株式会社ケイユーの北島聡社長に話を聞いた。
雨漏りはなぜ起きる？
戸建て住宅の雨漏りの原因はさまざまだ。
まず考えられるのは屋根の劣化。窓枠やドア枠、煙突や換気扇の取り付け部分の劣化から穴や隙間ができ、それが原因の場合もある。また、外壁の塗装した膜の亀裂（クラック）や、つなぎ目のシーリングにひびができ、雨水が入り込んだりも…。たとえ天井から水がポタポタ落ちてこなくても、壁のシミや壁紙のたるみが見つかれば、雨漏りの可能性が十分考えられる。
建物内に浸入した雨水によって目に見えない場所の木の部分が腐ったり、鉄骨が錆びてしまったりすることも。そうなると修繕費用も高額となるので、早めに点検・対処が必要だ。
10年ごとに点検を
点検時期の目安としては、外壁を手で触ったときに手に白っぽいものが付く「チョーキング現象」が挙げられる。「これが見えたら、専門業者に相談を」と北島社長。「外壁材の耐用年数はさまざまですが、10年を目安に業者に点検を頼んでください」と話す。
この定期的な点検と塗り替えが家を長持ちさせる秘訣。内部の腐食も防ぎ、長い目で見れば修繕費用を安く抑えられる。
住宅やマンションの資産価値を保つ方法だという。
見積金額だけでなく内容も見ること
外壁の塗装工事を行うと決めたら、1社だけでなく、複数の業者から見積もりをとること。その際、「金額だけを比べるのではなく、工事内容もしっかり吟味してほしい」と北島社長。
例えば、今の状態のままの外壁に塗料を塗り重ねるという業者と、古い塗料やシーリングを丁寧に剥がしてから塗り直す業者がいるとする。後者は手間をかける分、費用が高くなるが、その後の「持ち」がいい。そこをしっかり見極めることが重要だ。
見積書に「塗装一式」と書いてある場合は、内容もきちんと確認しよう。
そして「工事を必要以上に急かし、不安にさせるようなことばかり言う業者には要注意です」。
baychibainfo 
明光企画スタッフ 
