ご当地キャラクターが大集合
11月11日(土)、市川地方卸売市場で「いちかわごちそうマルシェ」(㈱市川市場主催)が開催された。これは毎月第2・4土曜日に実施され、多くの市民でにぎわう、「市川“ごちそう”祭典」だ。
新鮮で安い!
会場にはブースがずらりと並び、市川産や船橋産の新鮮野菜や、千葉県産農産物、有田ミカン、米や味噌、加工品、生花などを販売。「新鮮で安い!」とエコバッグいっぱいに買い物する人も多く見られた。昼前には売り切れになった商品もあるほどの大盛況。
マルシェに来るのは5回目という女性は「長ねぎ、かぶ、春菊を買いました。良いものが安いので、このマルシェのことを皆さんに知ってほしい」と力説した。
ワークショップもあり、ステンドグラス調アート制作に挑戦した女性は「子どもと一緒に参加した。思い出になりました」と微笑んだ。
ご当地キャラクター登場
この日は、初の試みとして「ご当地キャラクター祭りinいちマル」を開催。千葉県ランキングベスト3、人気の「ふっくらたまこ(多古町)」「しろい地底王国忍者じねんじゃー(白井市)」、「ダイコン爺さん(市川市)」がそろって登場。ほかにも、JR東日本千葉支社マスコットキャラクターの「駅長犬」や、「とらニャ」(京成トランジットバス株式会社)も姿を見せた。
人気のキャラクター大集合に買い物客は大喜び。特に子どもたちは興味津々で、近くに寄ったり、一緒に写真を撮ったり、満面の笑みで楽しんでいた。
キッチンカーもずらり
この日は肌寒く、温かいものを求めてキッチンカーに列ができていた。
さまざまなキッチンカーが並ぶなか、「辛くないチョリソー」を食べていた小5男子は「マルシェに来るのは2回目。肉の甘みがあっておいしい」とおかわりを。また、初めて来たという夫婦は「銚子キャベツメンチ」を購入し「キャベツたっぷりでおいしかった。これからいろいろ回ります。楽しみ」と目を輝かせた。
千葉商科大学の学生も参加し、「ふわふわベーカリーとコラボした焼き菓子」や「京成トランジットバスとコラボした一日乗車券」を販売。「マルシェに参加して、親子連れや農家の人たちなど普段関わることのできない人と出会えてよかった。この出会いを地域の活性化につなげていきたい」と語った。