浦安新聞 
地域経済の活力強化へ教育、産業分野で協力
明海大学と浦安商工会議所は２月12日（水）、同大キャンパス内で包括連携協定の締結式を行った。浦安商工会議所が大学と同協定を結ぶのは初めて。両者は今後、教育と産業の分野で相互に協力し、人材育成・地域経済の活力強化を図ることになる。
締結式には、大学側から宮田淳理事長と中嶌裕学長、浦安商工会議所からは熊川賢司会頭と、それぞれ関係者が出席した。
宮田理事長は「本学は1988年に浦安キャンパスを構え、地域の知の拠点として市民講座やオープンカレッジなどを進めてきた。今後も、地域に根差し、地域に貢献する良質な人材の輩出につなげたい」とあいさつした。
熊川会頭は「明海大の学生が、卒業後も浦安に住み、働き、起業・創業が増えてほしい。行政とも連携し、産学官で浦安経済の好循環が生まれるよう期待している」と述べた。
協定の主な内容は、同所主催セミナーや起業経験者による講演への学生参加などの「人材育成」、学生インターンシップ受け入れ企業の紹介などの「学生のキャリア支援」、経済学部教員による同所会員事業所向けの講演の実施など「企業の学び直しの機会提供」、浦安バル街の企画・運営に学生も参加する「地域産業の振興」など。
左から中嶌学長、宮田理事長、熊川会頭
明光企画スタッフ 
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