安心安全を実感できる暮らしの実現のために
2月15日(土)、市川市行徳防犯協会主催「令和6年度行徳地域安全フォーラム」が開催され、防犯指導員など関係者ら約50人が参加した。
初めに畑中博明会長が「本日は功労者の表彰と防犯に関する講話がある。闇バイトなど新しい犯罪の防止に役立ててほしい」とあいさつ。名誉会長である田中甲市川市長は「市全域に防犯カメラを設置予定です。防犯カメラと人の目、いろいろな角度からの総合力で地域の安全は守られる。自治会の役員、行徳防犯協会、行徳警察署が気持ちを1つにして、街の安心安全を高めてほしい」と語った。
また、顧問を務める増田哲也行徳警察署長も「犯罪に強い街を作るためには、市民の見守りの目が大事」と強調し、「犯罪の抑止・交通事故の防止には市民の意識の向上が必要。そのために皆さんにご協力いただきたい」と呼びかけた。
表彰式では、満5年以上の会員5人、防犯指導員4人に表彰状、満4年以上で退任した防犯指導員3人に感謝状が贈られた。
防犯講話では、行徳警察署生活安全課長の林輝夫氏が行徳署管内における犯罪・交通事故の発生状況を報告。最近被害が増加している「SNS型」の投資詐欺やロマンス詐欺、闇バイトによる強盗事件の現状と対策などを解説した。「もし被害に遭ってしまったり、かかわってしまった人がいたら速やかに警察や消費者ホットライン(188番)に相談するよう、広く市民に呼び掛けてほしい」と伝えた。