今年度のスローガンは「情熱と感動」
1月27日(月)、オリエンタルホテル東京ベイで、公益社団法人浦安青年会議所が2025年度1月第一例会「新年例会」を開催し、市内関係諸団体をはじめ多くの人が出席した。
浦安青年会議所にとって今年は創立45周年を迎えるほか、千葉県ブロック大会が20年ぶりに浦安市内で開催されるなど節目の年だという。
今年度のスローガンは「情熱と感動」。会の冒頭、新たに理事長となった高橋昂己氏は、「困難を乗り越えるには能力や経験だけではなく、圧倒的な情熱が必要不可欠。地域課題に本気で向き合い、議論して生まれた事業は、人々の心を動かし、地域により良い変化をもたらします」とあいさつした。
内田悦嗣浦安市長は「社会的な課題解決のため、この浦安から何を発信するべきか念頭に置き、事業を推し進めてほしい」と激励し、浦安商工会議所の熊川賢司会頭は「ここでは生涯の友を得られる。会員増強をしながら50年100年と続けていただきたい」とエールを送った。
新理事長に抱負を聞く
「創立45周年にあたり、郷土愛にスポットを当て事業構築する」と高橋理事長。「浦安には漁師町から始まった歴史や、屋形船や三社祭などの伝統文化がある。地元の人たちの価値観を大切にしつつ、地域資源を生かし、郷土愛を育みたい」と方針を示した。
高橋氏は郷土かるたを作る事業「かるたdeうらやす2020」の実行委員長を務めた経験を持つ。「市民から絵札や読み札を募集。自分たちが暮らす街の好きなところ、地元の魅力に思いを馳せてほしくて作りました」と話す。
「浦安は、代々地元にいる人と移住して来た人とが混在している街。バックグラウンドが違ってもこの浦安という地域に愛着を持ってもらいたい」
今後、3月には若年層の投票率向上と主権者意識向上を目指す運動を、5月には今年で第37回を迎える「わんぱく相撲」を予定している。
「住みたい街、終の棲家にしたい場所と思える浦安であってほしい。そして、当事者意識を持って街をより良くしたいと思う人材を1人でも多く増やしたい」と笑顔で語った。
高橋理事長