まちへの愛着高める走る広告塔
江戸川区は原動機付自転車等のナンバープレートと、都内初となる電動キックボードのナンバープレートのご当地デザインを決定した。それぞれ、区特産の金魚や朝顔、小松菜などをモチーフにした図柄に。交付は今年8月頃から始まる予定。
区内の原動機付自転車などの登録台数は26191台(令和6年4月1日時点)で、23区の中では足立区に次いで2番目に多い。区では、より幅広い世代にまちへの魅力や誇りを高めてもらおうと、自動車の江戸川ナンバーに続き、原動機付自転車などへのご当地ナンバーの導入を決定。
昨年7月から、江戸川区らしさがイメージできる図柄デザインを募集。区内外の6~80歳から1882点の応募があった。
その後、候補作品5点の中から気に入った作品を選ぶ区民アンケートを実施したところ、4791人が回答。この結果をもとに選定委員会を開催し、デザイン(2点)を決定した。
原動機付自転車等ご当地ナンバープレートデザイン
最多の1487票を獲得したのは、「伝統と魅力あふれる江戸川区」(居関孝男さん)。親水公園や河川、東京湾をイメージした水色の波を下部に配置し、区特産の金魚や朝顔、花火、江戸組子の柄をあしらった色鮮やかな作品。
電動キックボードご当地ナンバープレートデザイン
都内初の電動キックボードのナンバープレートに採用されたのは970票を集めた「こまつなくん」(浅野光咲さん)。
区特産の小松菜を手書きならではの優しいタッチで描いたかわいらしい作品。
今年8月頃~来年3月までに5000枚を発行予定。