適切な110番通報を!
1月10日(金)は「110番の日」。行徳警察署はイオン市川妙典店サークルデッキで毎年恒例の広報活動を実施し、110番の適切な利用を呼び掛けるとともに、自転車盗難や電話de詐欺、闇バイトなどに対する防犯・警戒についても強く注意を促した。
令和6年中に発生した緊急性のない通報や、いたずら・無言電話などの不適切な通報は、1年間で約23万件にものぼり、中には「携帯電話がおかしくなった」「免許の更新が近いんだけど、どうすればいい?」などといった電話も少なくなかったという。
本当に緊急を要する事件・事故に素早く対応するため、「緊急通報は110番、緊急性の低い相談通報は♯9110へ」と、警察署員たちはサークルデッキを歩く通行人らに呼び掛けた。
この日はまた、妙典駅前に移動交番を設置。電光掲示板やスピーカーなどを使って駅前の通行人にも防犯や110番通報の適切利用を訴えた。
真剣な面持ちで聞いていた通行人は「#9110相談があることを知れてよかった」と話した。
広報活動を終えた同署の宍倉健地域課長は「今日をきっかけに、110番への意識が高まればと思います。引き続き、適切な通報を心がけてもらいたいです」と述べ、「でも、事件や事故などで、本当に必要な時は迷わずすぐに、110番通報してください」と改めて呼び掛けた。