公開日: 2025年1月31日

葛西警察署 令和7年武道始式

葛西新聞
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心身鍛え安全安心な街へ

葛西警察署の武道始式が1月11日(土)、長島桑川コミュニティ会館で開催され、署員による力強い武道が披露された。

新春恒例の武道始式には、武道を学ぶ署員をはじめ葛西警察道場で稽古に励んでいる少年たち、地域の住民ら約150人が参加した。
冒頭のあいさつで飯山力雄署長は、「管内の治安を守り、安全安心の街をつくるため、署員の武道の習得は必要不可欠」と述べるとともに、「昨年は管内の犯罪被害件数は減少し、検挙件数は増えた。しかし、特殊詐欺や匿名・流動型犯罪グループによる事件は依然なくならず、ますます気を引き締めて新年に臨みたい」と呼びかけた。
来賓として出席した斉藤猛江戸川区長は、同署の活躍と地域住民の協力に感謝し、「犯罪を吹き飛ばすような気合あふれる技を、ご参加の皆さんに見せてください」と激励した。
最初は少年たちによる柔道、剣道それぞれの紅白試合。元気に戦う姿に、会場から温かい応援の拍手が送られていた。
続いて、署員らによる合気道の演武。女性署員が多く、後ろから腕をつかまれるなど護身術にもなる想定で、華麗な身のこなしを見せた。
柔道、剣道ではそれぞれの高点試合(勝ち抜き戦)が行われ、文字通りの真剣勝負に会場の空気もピンと張り詰める。鮮やかな「一本」が決まると、どよめきと拍手が起きた。
最後に、神道夢想流杖道の形が披露されると、1本の樫の棒を操る武芸に、会場の視線が集まっていた。

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