ユニックも動かしてバックホウにも乗ったよ!
12月2日(月)、冬晴れの富美浜小学校の校庭に大型の建設重機がずらりと並んだ。
この日は1年生たちの体験学習の日。授業の一環で、工営建設株式会社(新井3)が運び込んだ大型重機に実際に乗れるとあって、120人の児童たちは朝から期待いっぱいだ。
1年生は、国語の時間に「はたらくじどうしゃ」を学習し、自分たちの身の回りで働いている自動車について勉強してきた。担任は「さまざまな自動車についての勉強を積み重ねて、今日の日を楽しみに待っていました」と話す。
校庭に並んだ重機は、実際に工事現場で活躍しているバックホウや、コンバインドローラー、ユニックトラック、タイヤショベル。子どもたちは間近で見る大型重機の迫力にワクワクした様子で、グループごとにそれぞれの重機の前に並び、工営建設の指導員から重機の説明と乗るときの注意を受けた。全員が真剣な表情で聞いていた。
いよいよ一人ずつヘルメットを被せてもらって重機に乗る。道路を固めるコンバインドローラーの操縦席に乗りこんだ児童は、隣に座った指導員と一緒にハンドルを握る。初めは緊張の面持ちだったが、ゆっくりと重機が動き始めると徐々に笑顔になっていった。
バックホウの操縦席に指導員と並んで座った児童は、大きく砂をつかんで持ち上げるショベルの迫力や振動にビックリ。乗り終えた児童たちは、ほっとした笑顔でグループに戻っていくと「最初は怖かったけど、面白かったよ」「すごいかっこよかったね」とそれぞれに感想を述べあっていた。