公開日: 2025年1月17日

「子ども食堂・クリスマスバージョン」開催

いちかわ新聞
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ホテルと学生がコラボ

子どもの食育推進と地域貢献を目指して、ヒルトン東京ベイ(浦安市舞浜)と、東京ベルエポック製菓調理専門学校(江戸川区西葛西)は共同で12月14日(土)、「子ども食堂」を開催した。会場は同校内レストラン。
ホテルが季節に合わせたメニューを考案し、調理・準備をする。出来上がった料理を会場に運び、学生も参加して最後の仕上げをした。今回の企画に参加した現役シェフ3人とデザート担当のぺストリーシェフも同校の卒業生だという。
今回のテーマはクリスマス。メニューには、クリスマスらしい特別感があるビーフシチューを選んだ。「ホテルならではの味を提供したいと思い、牛肉はホテルで4、5時間かけて仕込みました。ほろほろと崩れる柔らかな食感を楽しんでほしい。かぼちゃのサラダは彩り、そして野菜を食べ慣れていない子どもでもおいしく食べられることを考えて選びました」と語る袴田シェフ。
デザートはクリスマスの定番「ブッシュドノエル」を用意。通常はチョコレートをたっぷりかけて作るのだが、今回は子どもが大好きなショートケーキスタイルにアレンジした。
子どもたちの好みに寄り添うメニュー作りやかわいい盛り付けなど、プロの仕事を目の当たりにして「勉強になった」と学生たち。「厨房等で実際に働く姿をイメージできる貴重な機会になりました」
この日、「子ども食堂」を訪れたのは近隣の保育園や幼稚園に通う子どもとその家族。「いつも野菜はあまり食べないのに、今回のサラダは完食!」「普段忙しくて、こんなに手の込んだものは作れない。本当にありがたい」と話す保護者の横で、「おいしくて爆食いしちゃった」と子どもたち。会場は笑顔に包まれた。

 

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