江戸川区の魅力と多文化共生を体感
12月8日(日)、西葛西の新田6号公園・新田の森公園で「えどイン・フェス’24」が開催された。昨年に続き2回目。
地域の活性化と多文化共生がテーマ、そして「江戸川区の南北をつなぐ」をも図る同フェス。会場には、インド舞踊や、多文化共生音頭などのステージパフォーマンスをはじめ、江戸川区特産の小松菜を使用したグルメ販売、クボタスピアーズ船橋・東京ベイによるラグビー体験やサッカー「東京23FC」によるキックターゲットなどのキッズアクティビティーが催され、どこも多くの人でにぎわっていた。
ASOBO会が主催する「SDGsフリーマーケット」には、リサイクル品や手作り品が並ぶ。環境に配慮した商品を手に取りながら、SDGsの目標について学ぶ家族連れの姿も見られた。
江戸川インド人会のブースでは、本格的なインド料理を提供。スパイスの香りが漂う中、来場者は異文化の味を楽しんでいた。中でも多くの人が興味深く手に取っていたのが、インドの伝統的な野菜「メティ」。現在スーパー等ではまだ売られていない珍しい野菜だそうで、「今は小松菜畑の端で作られている程度の生産量ですが、今後はたくさんの人に知ってもらい、より多くの畑で栽培したい」と、えどがわメティ普及会の販売者は話す。
江戸川区ならではの地域の魅力や、多文化共生の取り組みを体感できるフェスには、今年も多くの笑顔があふれていた。