11月30日(土)、浦安海岸明海・日の出地区護岸で「第1回浦安クリテリウム」(主催・浦安市ほか)が開催された。
クリテリウムとは、自転車ロードレースの1つで、街中や公園に周回コースを設定し、そこを何周もして競うというもの。
レースは「一般の部」と「JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)の部」の2部制で実施され、レース初心者から参加することができる「一般の部」には多くの市民が参加した。
浦安市総合公園と墓地公園沿いの護岸に作られた特別コースは、多くの関係者が「こんなにロケーションの良いコースはほかにない」と話すほどの素晴らしさ。晴天で風もないこの日、集まったたくさんの観客は、さっそうと走り抜ける自転車に声援を送った。
一般の部ミディアム女子で優勝した野崎桃世さんは、今川にある「Team自転車処風輪」の選手。「浦安のコースは海がきれいに見えてとても気持ちいい。次回も楽しみです」と笑顔を見せた。明海在住の参加者は「地元開催なので参加した。レースのレベルが高くて驚きました。もっと練習してリベンジしたい」と次回に向けて意欲を燃やす。
大会実行委員会の委員長を務める中村妃智さんは浦安市出身で東京2020オリンピック出場の元自転車競技選手。「これを機に自転車の楽しさを多くの市民に知ってもらいたい」と語った。
また同日、「ちゃりフェスin浦安クリテリウム2024」も開催された。例年は新浦安駅前で行われているが、今年は浦安クリテリウムにあわせて総合公園で行われ、自転車の乗り方教室やステージ発表などにたくさんの親子連れが訪れていた。
あいさつする中村さん