公開日: 2024年12月13日

江戸川区スポーツ栄誉賞顕彰式開催

葛西新聞
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パリ2024大会や夏の甲子園で活躍した選手たちが受賞

江戸川区はパリ2024オリンピック競技大会やパラリンピック競技大会などに出場した同区にゆかりのある選手らの活躍を称える「江戸川区スポーツ栄誉賞顕彰式」を、12月1日(日)、タワーホール船堀で行った。
パラリンピック水泳女子100メートル自由形(S12クラス)で銅メダルを獲得した辻内彩野選手や、5度目となるオリンピックでカヌースラロームに出場した羽根田卓也選手、夏の高校野球で初の準優勝に輝いた関東第一高等学校硬式野球部などが出席し、斉藤猛江戸川区長から賞状を受け取った。

同賞は区内に在住・在学・在勤、または区と深いかかわりがあり、オリンピックや世界選手権などの国際大会、全日本選手権大会などで優秀な成績を収めた個人や団体に対して顕彰するもので、1985年から施行。特に優秀な成績を収めた人に贈られるのが「特別栄誉賞」。過去には女子柔道金メダリストの谷本歩美さんや元プロ野球選手の松坂大輔さんらが受賞している。
 
式典で斉藤区長は、「多くの努力とその成果に深い敬意を表します。これからもさらなる高みを目指し、新たな挑戦を続けていくことを心から願っています」と激励。
続いて、受賞者を代表してあいさつしたのは特別栄誉賞を受賞した辻内選手(写真右)。「ゴールして3着の知らせを聞いたときの喜びは今でも忘れることができません。開幕4カ月前に障害のクラスが変更となり、メインで出場する種目が変わりましたが、コーチやチームメイト、家族らの支えで乗り越えることができました。来年4月の国際大会、2年後のアジア大会を経て、再びメダルを獲得できるように精進してまいります」と力強く語った。
なお、今回受賞したのは特別栄誉賞1人と栄誉賞22人(個人)・2団体。同賞の受賞を記念し、「スピアーズえどりくフィールド(清新町2)」に設置されているモニュメント「限りなき挑戦」に受賞者名が刻銘される。

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