通勤・通学など日常に使いやすく
10月29日(火)に、塩浜第2公園そばの水路にかかる塩美歩道橋(塩浜3)が完成。その「渡り初め式」が開催され、田中甲市長はじめ、多くの関係者らが渡り初めを行った。
地域の住民たちにとって同歩道橋は、京葉線の新浦安駅への近道であり、朝晩の通勤通学などでも多く使われている。
しかし50年前に架けられた歩道橋は老朽化が進み、また勾配が急なこともあって、特に女性や子どもは自転車を押し上げて渡ることが難しかった。そのため、住民からバリアフリー化の要望が寄せられていたという。
今回の新設した塩美歩道橋について市の担当者は「待ち望まれていた新たな歩道橋は、バリアフリー化に向け整備を行いました」と強調し「車いすでも通行できるように8%という緩やかな勾配にしています。また自転車やバギーなども楽に押して通行できます。折れ曲がり部分には、待機スペースもあり、夜間には手すりにライトがつくようになっているので安全に通行ができます」と、アピールした。「工事中もいつ完成するのかと、声をかけられることがありました」と工事関係者。
塩美歩道橋は「南行徳水辺の周回路」に位置付けられているので、渡りやすくなった歩道橋を通って、塩浜三番瀬公園まで通じる海辺の散歩コースとしても、さらに利用者が増えそうだ。