～移動販売～次はどこで会えるかな？Vol.３想いが繋がるおむすびを！「こめ♪むすび」

コロンとまぁるく握られた、愛らしいおむすび。フェスを中心に移動販売をしている「こめ♪むすび」。冷めてもおいしい千葉県産“いすみ米”を使用している。

オーナーの江口雅美さんが、おむすびの素晴らしさに目覚めたのは、東日本大震災の時だった。
息子を預けていた保育園では、先生たちがありったけのお米でおむすびを作り、園児たちや、職場から何とか歩いて帰宅し、へとへとになって戻ってきた保護者に「お疲れ様でした！」とふるまっていたと聞いた。
あの日、一般の家の前にも、帰宅困難者の為に、手作りおむすびが置かれていたという。「おむすびって何て素敵なんだろう！」と心に響いた。

その後、「おむすびで、人や地域の役に立つことがしたい！」という想いが強まり、転職をきっかけに修行を始めた。「ネットで師匠になってくれそうな人を探して、猛プッシュしました（笑）」

人気なのは、梅と塩レモン。レモンは自宅の庭で無農薬で育てて塩漬けし、果汁が染みた塩をお米に混ぜ込んで作る。ほおばった時、口いっぱいに広がるレモン塩のさわやかさが「癖になる！」とリピーターが続出。もちろん梅も自家製だ。