公開日: 2024年9月30日

「境川かわまちづくり計画」国交省に登録

浦安新聞
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親しまれ、にぎわいある境川に

浦安市の「境川かわまちづくり(第1期)計画」が、このほど国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に登録され、8月29日(木)、浦安市役所で登録証の伝達式が行われた。

国の「かわまちづくり支援制度」とは、河川整備と街のにぎわいづくりに一体的に取り組むことを促す狙いで、沿川の自治体、住民、民間事業者らが作成した計画を評価して国が登録。河川管理者(県)は登録された計画に基づき、必要な施策の支援を行う。
境川は上流域の護岸が整備されたものの、中流域ではコンクリート堤防により人がアクセスしにくいことや、下流域は地盤沈下により遊歩道が水没するなどの課題が多く残っていた。
伝達式には、国交省関東地方整備局の土屋秋男地域河川課長、県の森川陽一河川環境課長らが出席し、土屋課長から内田悦嗣市長に登録証が手渡された。
内田市長は「登録を光栄に思う。境川は市の中心を流れるシンボル的な河川。事業が加速し、市全体の価値と魅力向上につながると確信している」とあいさつした。
今回登録された「境川かわまちづくり(第1期)計画」は、令和7年度~11年度の5年が対象。その間に、市役所周辺の親水テラスや沿川散策路の整備などを行う。また、ソフト面では、「べか舟」体験を含めた沿川まち歩きツアーや、オープンカフェ、マルシェなどの事業化、和船で歴史ガイドツアーを行う観光遊覧事業の社会実験などが計画に盛り込まれている。

 

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