公開日: 2024年9月2日

いちかわTMOアドバンス修了発表会

いちかわ新聞
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地域のためできること、
やりたいこと
受講生らが熱くプランを語る

市川市のまちづくりのリーダーを養成する「いちかわTMOアドバンス講座」第16期生12人による「いちかわTMOアドバンス修了発表会2024」が7月20日(土)、全日警ホールで開催され、各自がこれから取り組もうとするプランを、熱を込めて披露した。

講座は、NPO法人いちかわライフネットワーククラブ(青山真士理事長)と市が共催し、千葉商科大学、和洋女子大学、千葉工業大学の協力で実施。例年9月から翌年3月まで基礎的な「いちかわTMO講座」が行われ、その中の希望者がさらに具体化を目指し4月から臨むのが「いちかわTMOアドバンス講座」で、修了発表はここまでの集大成となる。
発表者のうち大川隼平さんのテーマは「行徳(妙典)の記録を100年後に残す」。現在26歳の大川さんは動画製作の会社を起こし、同時に、行徳郷土文化懇話会の会員でもある。「行徳の歴史に関する先輩たちのインタビュー動画を作り、後世に残したい」とプロジェクトの構想を語った。
吉田貴子さんは心理コンサルタントとして、笑いの大切さを社会に広めたいと願う。「『一日一笑』笑いが繋ぐ人との輪」と題し、毎月25日を「ニコニコの日」とし、市民の笑顔を後押しするムード作りを提唱した。
早川賢太さんは英語学習などに関し数々の電子書籍の著作を持つ。「市川国際化研究会」と題した発表では、英語と国際的な視野を広げる市民参加の勉強会の設立を打ち出した。
渡辺信幸さんは、市民が他の自治体に行うふるさと納税額が年々増え、2022年度では受入額より約25億円多く流出している現状を指摘。「ふるさと納税をとりもどせ!」と題し、地域の課題解決に資する「市民提案型事業」など、市として新しい切り口のふるさと納税活用策を提案した。
このほか発表者は、須藤真理子さん、岡部信也さん、井崎舞さん、細谷隆広さん、三橋千恵美さん、山岡優斗さん、麻生智さん、市橋満さん。同法人のホームページに全員の発表資料が公開されている。

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