公開日: 2024年8月5日

涼しげな和服で楽しむ 屋形船お台場クルージング

いちかわ新聞
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7月20日(土)、東京和装専門学院が、屋形船お台場クルージングの会を開催した。華やかで涼しげな浴衣や夏着物を着た参加者は、豪華な料理や美しい夜景を楽しんだ。

浦安の船宿「吉野屋」に浴衣や着物姿の人が続々集まってきた。東京和装専門学院が主催する毎年恒例の屋形船イベントに、生徒とその友人・家族など約40人が参加。お台場周遊コースで、刺し身や天ぷらなどの料理を味わった後、船上で夜景を楽しむ。同院の担当者は「着物で出掛ける実践の場として企画。観劇や食事会なども定期的に開催しています」と話す。
カップルで参加した20代の女性は「墨流し柄の着物で、全体を水色でまとめました。彼の浴衣は私が着付けたんです」とうれしそう。友人と3人で参加した女性は「あつらえたばかりの小千谷縮に初めて袖を通しました。肌に張り付かず、とても涼しいです」と話す。
通い始めて約5年という女性に同院の魅力を尋ねると「マンツーマンなので、先生に気負わず質問できる。分からないところをそのままにせず、マイペースで学べます」と語った。
吉野屋のスタッフによれば、夏は浴衣や甚平姿の客が多いという。浴衣は風が袖を通り抜けるため、実は洋服より涼しく感じる。着物を楽しむ入り口として、まずは浴衣姿にチャレンジしてみては。

蜘蛛絞りの浴衣に襦袢を合わせ、上品な夏着物仕様に
(中央の女性)小千谷縮に博多帯を合わせてキリリと
(左の女性)涼し気なコーデは、白い焼物の帯留めがポイント

 

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