公開日: 2024年7月31日

給湯器、いつ交換したらいい? プロに聞いてみた

行徳新聞
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故障してからの交換では困ることも多い必需品「給湯器」の交換について、㈱アクティの佐藤代表に教えてもらった。

―給湯器の耐用年数は10年

給湯器のメーカー保証は、どのメーカーでも大体10年。部品の供給期限が「製造終了から10年」のため、それ以上経過すると修理するにも部品がないことも多く、交換を推奨します。
交換のサインは、「設備本体から大きな音や異音がする」「本体からいやな臭いがする」「お湯の温度が温かくなったり冷たくなったり、安定しない」など。これらが見られたら交換時期かもしれません。

―給湯設備は「冬」に壊れやすい

給湯設備は「冬」に壊れやすいという特徴があります。寒くなってくると水温が下がり、お湯にするためにエネルギーを使うからです。業者も繁忙になるため、故障してからでは寒い時期にお湯が使えない事態になってしまうことも。故障する前に早めの交換をおすすめします。また、梅雨時期も湿気が内部の電子部品に悪影響を与えてしまい、不具合がでることがあります。

―交換の機種はプロに相談を

交換の場合は、配管などの条件から基本的に使っている機種の後継機に交換することが多いです。各メーカーにはマイクロバブル機能やお湯を除菌してくれるUV除菌ユニットなど機能つきの給湯器もあります。少ないガス量で効率よくお湯を沸かすことができる「エコジョーズ」などは、「せっかく交換するなら省エネなものを」と選ぶ方も多くいらっしゃいます。
その他、家族構成やご自宅の環境、使用状況などをヒアリングして、出湯能力(号数)を決めたり、可能な範囲で効率のいい機種のご提案や使い方のアドバイスなどをしています。交換の際は、そこも含め相談してみてください。

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