公開日: 2024年4月5日 - 最終更新日: 2024年4月5日

ものづくりと世代を超えた交流の場『ファブスペース』が中央図書館にOPEN

浦安新聞
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ものづくりを通して市民が交流し、自分のアイデアを形にできる場所

ものづくりを通して市民が交流し、自分のアイデアを形にできる場所『ファブスペース』が浦安市立中央図書館 1階に完成した。
3月23日(土)、オープニングセレモニーが開かれ、3Dプリンタやレーザーカッター、UVプリンタなどのデジタルファブリケーション機器を備えた室内がお披露目された。

世代を超えて学びの交流を

式典において内田悦嗣市長は「ファブスペースは自分の頭の中の考えを形にできる場所。そして世代を超えてともに学び交流する場所。ここが新たなにぎわいの場となり、多くの市民のみなさんにぜひとも活用していただきたい」とあいさつした。

デジタル機器が並ぶ室内
奥には工具がずらり

体験会や自由見学で最先端機器に触れる

この日は式典後に自由見学とデモンストレーション、体験会が行われた。
専門スタッフが機器の使い方を説明しながらデモンストレーション。
3Dプリンタをのぞくとモアイ像を作成中。紫外線でインクを硬化させるUVプリンタは透明な素材にもプリントでき、レーザーカッターで切り取ればアクリルスタンドなどを作ることもできる。スタッフが胸につけているバッジもここで制作されたものだ。

参加した人は「珍しい機械があると聞いたので子どもと見にきました」と話し、一緒にいる子どもたちは興味津々の様子。
また、自分で家具などを作っているという人もおり「使ったことのない機器を実際に目にすることができました。使ってみたい、何か作ってみたいという気持ちです」とうれしそうに話す。

できたよ

森田志織館長は「図書館は情報の宝庫で、ものづくりに関する本もたくさんあります。使ったことのないデジタル機器をちょっと使ってみたいと興味を持ってファブスペースに足を運んでいただければ。自分のアイデアや技術を生かし、可能性を広げるきっかけとなればうれしい」と語った。

 

 

 

UVプリンタの解説をするスタッフ

ファブスペース 基本情報

日時 火~日の10:00~17:00(休館日を除く)
場所 浦安市中央図書館 1F
対象  市内在住・在勤・在学の中学生以上で、ファブスペース利用講習会受講済みの人 
※小学生は利用資格を持つ保護者と同伴で利用可
※未就学児の入室は保護者同伴でも不可
利用方法  ファブスペース窓口へ直接または電話、ウェブサイト(来庁予約システム)で
申し込み・問い合わせ TEL: 047-352-4646/中央図書館

 

↑スタッフが付けているバッジ

 

ファブスペース 利用方法

  • ファブスペースってどんなところ?
    3Dプリンタやレーザーカッター、UVプリンタ、カッティングマシンなど、デジタルファブリケーション機器を使って、ものづくりができる場所。電動ドリルやボール盤、はんだごてなどの工具もたくさん揃っている。
  • ファブスペースを利用するには?
    まずは「利用講習会」を受講しよう(所要時間は約30分)。利用方法やルールについての説明が行われる。
    また、機器の操作方法や使用できるデータについて説明する「機器操作体験会」も行われる。機器ごとに1時間~2時間程度。操作に不安がある人や、初めて機器を使うという人はぜひ参加してみよう。利用講習会と機器操作体験会は参加無料。
    事前に電話(TEL: 047-352-4646)またはファブスペースに直接申し込みを。
    また、使用料・材料費の支払いはキャッシュレス決済のみ(現金支払いは不可)。

◆詳しくは、浦安市立図書館ホームページで確認を

 

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